XMの取引手数料について:初心者でも安心の完全ガイド
海外FXブローカーの中でも人気の高いXM。高いレバレッジや豊富なボーナスなど魅力的なポイントが多い一方で、「取引手数料はどれくらいかかるの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、XMの取引手数料の仕組みや、取引コストを抑えるコツをわかりやすく解説します。口座タイプごとの違いや、隠れたコストにも触れているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. XMの取引に関わる主な手数料の種類
XMで取引をする際、主に以下のような手数料・コストが発生する可能性があります。
- スプレッド
- 取引手数料(コミッション)
- スワップポイント(金利差調整)
- 入金・出金手数料
- 口座維持手数料(休眠口座手数料)
取引コストをしっかり把握しておくことで、「思った以上に手数料がかかっていた…」といったトラブルを防ぐことができます。
2. スプレッド:取引コストの基本
2-1. スプレッドとは?
スプレッドは、FXの「買い値(Bid)」と「売り値(Ask)」の差額のことです。
FXブローカーが設定する取引コストの一部で、実質的にトレーダーが最初に負担する費用となります。
- 例:USD/JPYのAskが110.001円、Bidが109.999円
- スプレッド=(110.001 - 109.999)=0.002円(=0.2pips)
2-2. XMの主な口座タイプ別スプレッドの目安
XMにはいくつかの口座タイプがありますが、代表的なのは以下の3つです。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- XM Zero口座
スタンダード口座
- 平均スプレッド(USD/JPY): 約1.6pips前後
- 最低入金額: 5ドル相当(約500円)~
- 取引手数料(コミッション): なし
- 初心者や一般トレーダー向けの口座で、ボーナスが適用されるケースが多い
マイクロ口座
- 平均スプレッド(USD/JPY): 約1.6pips前後
- 最低入金額: 5ドル相当(約500円)~
- 取引手数料(コミッション): なし
- 1ロット=1,000通貨(スタンダード口座の1/100)と小さいため、少額から取引を始めたい初心者向け
XM Zero口座
- 平均スプレッド(USD/JPY): 約0.1~0.3pips前後(非常に狭い)
- 最低入金額: 100ドル相当~
- 取引手数料(コミッション): 1ロット往復10ドル(片道5ドル)
- スプレッドが最も狭い代わりにコミッション(取引手数料)が発生し、ボーナス対象外(※一部例外あり)
口座タイプによって「スプレッドの広さ」「コミッションの有無」「ボーナス適用の可否」などが異なるので、自分のトレードスタイルや資金量に合った口座選びが大切です。
3. 取引手数料(コミッション)
3-1. スタンダード・マイクロ口座はコミッション無料
スタンダード口座やマイクロ口座では、基本的にコミッション(取引手数料)は発生しません。
その代わりスプレッドがやや広めに設定されています。ボーナスも受け取れるため、初心者が最初に選ぶ口座として人気があります。
3-2. XM Zero口座はコミッションあり
XM Zero口座は、超低スプレッドを実現している代わりに、コミッションが片道5ドル/1ロットあたり(往復で10ドル)かかります。
- たとえば、USD/JPYで1ロット(10万通貨)を「買い→売り」の往復取引すると、合計10ドルのコミッション負担。
- スプレッドが狭いほど、スキャルピングなどの短期取引を行うトレーダーにとって有利になりますが、コミッションを含めた総コストも計算する必要があります。
4. スワップポイント(スワップ金利)
4-1. スワップポイントとは
スワップポイントは、通貨ペア間の金利差によって発生する調整金です。
- 買いポジションを持っている通貨の金利が高い場合 → プラスのスワップを受け取れる
- 買いポジションを持っている通貨の金利が低い場合 → マイナスのスワップを支払う
たとえば、高金利通貨(南アフリカランドやメキシコペソなど)を買いポジションで持つ場合は、プラスのスワップが発生しやすいです。逆に、ドル円の売りポジションなどはマイナススワップになることがあります。
4-2. XMのスワップポイントの特徴
XMのスワップポイントは、週末分を水曜日に3日分まとめて調整(ほとんどのFX業者で採用)するなど、一般的なFXの仕組みと同じです。
- 通貨ペアや市況、金利状況によってスワップポイントは変動する
- 中長期のポジションを持つ方は、プラス・マイナスのスワップを事前に確認しておきましょう
5. 入金・出金手数料
5-1. XM側の入金手数料は基本無料
XMでは、基本的に入金手数料をXM側が負担しているため、クレジットカードや銀行送金など主要な手段での入金は無料となるケースが多いです。
ただし、銀行や決済サービス(オンラインウォレット等)の都合で、まれに受取銀行手数料や決済手数料が発生することがあります。
5-2. 出金手数料について
- クレジットカードへの返金: XMでは出金分が「返金扱い」として処理されるため、通常はXMからの手数料は無料です。ただしカード会社側が海外取引手数料などを徴収する場合あり。
- 銀行送金(国内銀行振込): 原則としてXMが送金手数料を負担すると案内していますが、中継銀行や受取銀行側で数百円~数千円の手数料が引かれるケースも。
- オンラインウォレット(Skrill、NETELLER、Bitwalletなど): XMからの送金に関しては無料となることが多いですが、ウォレット側の入出金で別途手数料が発生する可能性があります。
6. 口座維持手数料(休眠口座手数料)
XMでは、90日間取引または入出金がない口座を休眠口座とみなし、毎月5ドルの口座維持手数料が差し引かれます。
- 残高がゼロになると口座が凍結される可能性もあるため、しばらく使わない口座は解約しておくか、定期的に少額でも取引を行いましょう。
7. 取引コストを抑えるコツ
7-1. 口座タイプを取引スタイルに合わせる
- 短期取引(スキャルピング・デイトレ)が多い場合
- スプレッドが狭い「XM Zero口座」がおすすめ。ただしコミッションの負担にも注意。
- 中長期ポジションやボーナス重視
- スタンダード口座やマイクロ口座が良いでしょう。ボーナスやキャンペーンも活用できます。
7-2. スワップを意識した通貨ペア選び
- スワップ益を狙うなら
- 高金利通貨(AUD/JPY、ZAR/JPY、MXN/JPYなど)の買いポジションが向いています。
- マイナススワップを避けたいなら
- 取引前にXMのスワップ一覧をチェックしておき、予想以上のマイナスがかかるペアを避けるのも手段の一つです。
7-3. ボーナスやプロモーションを上手に活用
XMは口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実しています。
- 実質的に自己資金以上の取引が可能になるため、手数料負担を相対的に軽減できる
- ただし、XM Zero口座はボーナス非対象となる場合が多い点に注意
7-4. 定期的に入出金手段を見直す
- 出金手数料を抑えるには
- クレジットカード・銀行送金・オンラインウォレットなど、それぞれの手数料体系を比較して、最適な方法を選びましょう。
- オンラインウォレットを使う場合
- ウォレット内の通貨設定や為替手数料に注意。円口座なら円ベースで管理できるウォレットが安心です。
8. まとめ:XMの手数料を理解して賢くトレードしよう
XMの取引手数料には、スプレッドやコミッション、スワップポイントなど、いくつかの要素が含まれます。口座タイプごとに手数料体系が異なるので、自分のトレードスタイルに合った選択をすることが大切です。
- スタンダード/マイクロ口座: コミッション無料、スプレッドはやや広め。ボーナスも豊富で初心者向け
- XM Zero口座: 超低スプレッドだが1ロット往復10ドルのコミッションあり。短期トレーダー向け
- 入金・出金手数料: 原則としてXMが負担してくれるが、銀行側や決済サービス側で発生する場合も
- 口座維持手数料: 90日放置で毎月5ドル、残高ゼロなら凍結の可能性あり
これらのポイントを押さえながら、ボーナスやプロモーションもうまく活用して、最小限のコストで最大限にXMを活用してみてください。正しい知識を持っておけば、初めての海外FXでも安心して取引をスタートできますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。皆さまのFXライフがより快適で充実したものになりますように!最後までお読みいただきありがとうございました。皆さまのFXライフがより快適で充実したものになりますように!
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